2008年04月11日

「書評の鉄人」に選出されました [雑記帖]

 タイトルにもあるとおり、このたび佐吉は、オンライン書店ビーケーワン(以下、bk1)の「書評の鉄人」に選出されました! ヽ(^▽^ ノ ワーイ

 もっとも、いきなりそんなことを云われても、何のことかさっぱりわからないという方もいらっしゃるでしょうから、まずはひと通り事情をご説明 (ゝ_∂ b

 bk1 には、Amazon のカスタマーレビューと同様、ユーザーが書評を投稿できるシステムがある。そしてさらにサイト内に「書評ポータル」というページがあって、毎週金曜に更新されるそのページで、「今週のオススメ書評」10本をはじめ、その週に投稿された書評のうちからユニークなものをいくつか紹介している。続きを読む
2008年04月07日

納棺夫日記 増補改訂版 / 青木新門 [書評]

納棺夫日記 増補改訂版納棺夫日記 増補改訂版
青木新門

文庫本, 文藝春秋, 1996/07

 富山県で葬儀社に勤め、遺体を拭き清め、棺に納める仕事に就いていた著者が、その「納棺夫」としての日々と、それを通して思い巡らせた生と死についての哲学的論考を、清澄かつ力強い文章で綴った一冊である。本編は三つの章から成っており、もともと地方出版社から刊行されたものを文庫化した本書には、それに加えて「『納棺夫日記』を著して」という後日談が収められている。

 著者の青木新門はかつて、東京の大学を中退し、故郷の富山でスナックを経営するかたわら詩や小説を書いていた。その頃たまたま店に立ち寄った作家の吉村昭に見出され、吉村が編集委員を務める同人誌に小説を発表し、評判を得たこともあった。しかし、ならばと色気を出して書いた二作目以降は惨憺たる出来で作家になる目処は立たず、やがて経営していたスナックも倒産する。借金に追われ、夫婦喧嘩が絶えなくなり、それでもなお原稿用紙に向かい続ける夫に妻は、生まれたばかりの娘のドライミルクを買う金もないと、新聞を投げつける。床に落ちたその新聞に載っていた求人広告が、青木が「納棺夫」になるきっかけとなった。どんな仕事なのかもわからぬまま、青木はその求人に応募した。続きを読む
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