2007年06月13日

ポートレイト−内なる静寂 / アンリ・カルティエ=ブレッソン [読書日記]

ポートレイト−内なる静寂ポートレイト−内なる静寂
アンリ・カルティエ=ブレッソン, Henri Cartier-Bresson
大型本, 岩波書店, 2006/10

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 ふふふ、今日の読書日記はちょっと自慢げである。

 昨年10月、岩波書店から、アンリ・カルティエ=ブレッソン『ポートレイト−内なる静寂』という写真集が刊行された。

 アンリ・カルティエ=ブレッソン(1908-2004)は、世界のフォト・ジャーナリズムに最も大きな影響を与えたと云われる、20世紀を代表する写真家であり、「世界最高の写真家集団」、かのマグナム・フォト(Magnum Photos)の創設者の一人でもある。カルティエ=ブレッソンは、35mmレンジファインダーを使ってのスナップショットを得意とし、またポートレート(人物写真)でも数多くの傑作を遺した。『内なる静寂』は、彼が50年以上に渡って、それぞれの時代の顔とも云うべき著名人や、際立って印象的な市井の人々を撮影した、ポートレートの傑作集である。続きを読む


2006年04月13日

語るに足る、ささやかな人生−アメリカの小さな町で / 駒沢敏器 [読書日記]

語るに足る、ささやかな人生−アメリカの小さな町で語るに足る、ささやかな人生−アメリカの小さな町で
駒沢敏器
単行本, NHK出版, 2005/07/27

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 面白い本に出会うと、それについてレビューを書きたいと思う……って、だからこそこんなブログをやっているわけで、それは云わずもがなのことなんだけど、如何せん佐吉は悲劇的なまでに筆が遅い。ここに載せているような、たかだか1000字ちょっとの拙いレビューでさえ、まとめられないうちに何日も過ぎてしまう、なんてことがざらにある。

 レビューを書くため再び本のページをめくる。と、気がつけば終わりまで再読している。それでもまだレビューは形にならない。そうこうしているうちに、つい別の本に手を出してしまう。いきおい、前の本に覚えた印象は上書きされてゆく。かくして、佐吉がその本から受けた感銘は、誰にも伝えられることなく、忘却の彼方に霞んでゆく。そうやって結局無為に通り過ぎてしまった本のいかに多いことか……。続きを読む



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