2009年02月07日

「書評の鉄人列伝」で取り上げていただきました [雑記帖]

オンライン書店ビーケーワン

 昨日、オンライン書店ビーケーワン「書評の鉄人列伝」で取り上げていただきました。「列伝」経由でお越しいただいた皆さん、はじめまして。また「列伝」をご存じない方は、一度のぞいてみていただけると、もれなく佐吉が喜びます。

 「列伝」で紹介していただけるというメールが届いたのは、今から2週間ほど前。ちょうどビーケーワンに30本目の書評を投稿した直後のことでした。「列伝」で取り上げていただくには、「○○さんの書評一覧」の1ページ目が埋まる30本以上の投稿が必要だということは以前から知っていましたが、まさかいきなり来るとは思っていなかったので、ちょっと面食らいました。

 コメントと自己紹介はそれを受けて考えたものですが、普段書評を書くうえでの心づもり……なんていうほど大袈裟なものじゃないけど、常々あたまの隅っこに置いていることを、どうにかあのスペースに収めようとしたら、あんな云い方になってしまった、という次第です。あらためて読み返してみると、ちょっとキザだったかもしれませんね(汗)。まあ、所詮どこの馬の骨ともわからない素人書評子のたわごと。笑って聞き流してやってください。続きを読む
2008年04月11日

「書評の鉄人」に選出されました [雑記帖]

 タイトルにもあるとおり、このたび佐吉は、オンライン書店ビーケーワン(以下、bk1)の「書評の鉄人」に選出されました! ヽ(^▽^ ノ ワーイ

 もっとも、いきなりそんなことを云われても、何のことかさっぱりわからないという方もいらっしゃるでしょうから、まずはひと通り事情をご説明 (ゝ_∂ b

 bk1 には、Amazon のカスタマーレビューと同様、ユーザーが書評を投稿できるシステムがある。そしてさらにサイト内に「書評ポータル」というページがあって、毎週金曜に更新されるそのページで、「今週のオススメ書評」10本をはじめ、その週に投稿された書評のうちからユニークなものをいくつか紹介している。続きを読む
2008年03月02日

『リアル鬼ごっこ』は「リアル」だったのか [雑記帖]

リアル鬼ごっこリアル鬼ごっこ
山田悠介

単行本, 文芸社, 2001/11

 佐吉がその本の存在を知ったのは、独自の視点と歯に衣着せぬクールな語り口で、多くの映画ファンから一目置かれている、ミワさんの映画レビューのサイトによってだった。ミワさんはそこで、先頃公開されたとある邦画のレビューを書かれていた。

 映画そのものについては、ミワさんの評価は決して芳しいものではなかった。けれどミワさんは、それでも原作と比べると、よくぞこんなきちんとした映画にできたものだと泣けてくる、とも書かれていた。曰く、原作は世界観が幼稚で構成が杜撰(ずさん)、めちゃくちゃな日本語で書かれた文章は、語彙が貧弱で比喩も浅薄、要するにおよそ評価すべきところのない小説なのだそうだ。

 しかし、ならばどうしてそんな小説が映画化されたのだろう。そもそもそれはどんな小説なのだろう。物好きな佐吉はにわかに好奇心を掻きたてられ、その原作『リアル鬼ごっこ』についての情報を、ネット上でいくつか拾ってみた。すると実に興味深いことがわかった。続きを読む
2007年07月03日

あらすじで読む『松岡正剛 千夜千冊』? [雑記帖]

ちょっと本気な千夜千冊虎の巻−読書術免許皆伝ちょっと本気な千夜千冊虎の巻−読書術免許皆伝
松岡正剛

単行本, 求龍堂, 2007/06

 昨年、百科事典とも見紛う前人未到の大部の書評集『松岡正剛 千夜千冊』(全7巻+特別巻)を刊行し、今なおウェブ上でその驚異的な連載を続けている松岡正剛の新刊が、先日出版された。『ちょっと本気な千夜千冊虎の巻 読書術免許皆伝』である。『千夜千冊』についての文字どおりのガイドブックであると同時に、松岡が自身の読書論を語った本である。

 先週末、仕事帰りに書店でそれを手にとって眺めてみた(あとで他のと一緒にネットで注文すればいいや、と思ったので買わなかったけど)。すると、中身とは関係のない、云わばどうでもいいところで、一つ気になることがあった。それはその帯に書かれていた宣伝文句である。帯には「人生を変える読書術 この『一冊』で『千冊』が読める」とあった。佐吉はそれに違和感を覚えたのだった。続きを読む
2007年05月16日

ある共通項 -読書論を読む- [雑記帖]

読書の腕前読書の腕前
岡崎武志

新書, 光文社, 2007/03

 先の大型連休中とその前後、読書論、読書エッセイを何冊かまとめて読んだ。世に読書論や読書エッセイは山ほどあって、一冊読むとつい他のも読みたくなる。そうして連鎖的に読んだのである。読んだのは岡崎武志の『読書の腕前』(光文社)、永江朗の『恥ずかしい読書』(ポプラ社)、そして井上ひさしの『本の運命』(文藝春秋)である。

 いずれも、実践的な読書の仕方を指南したハウツー本ではなく、それぞれがそれぞれの読書生活を振り返ったエッセイの構えである。とは云え、どれにも少しはハウツー的なくだりがある。今どきこういう本は、そうした部分がなければ売れないのかもしれない。そんなハウツー的な記述に、少なからず共通したところが見られるのもまた面白い。

恥ずかしい読書恥ずかしい読書
永江朗

単行本, ポプラ社, 2004/12

 読書の好きな人は、常に面白い本と出会いたいと願っている。では、そうするにはどうすればいいか。もちろん情報収集の手段はさまざまあるが、一番確実なのは、(やり方として愉しいかどうかは別にして)信頼のおける読み手に、本の探し方についてのヒントを求めたり、ずばりおすすめの本を紹介してもらったりすることである。それが、このような読書論や読書エッセイを読んでみようと思う理由の一つでもある。いきおいこうした本で、それぞれが深い感銘を受けた本を、思い入れたっぷりに紹介したくだりを読むと、自分もそれを読みたい、読もう、読まなきゃ、という気になる。続きを読む
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